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◆【永い言い訳】-西川美和-

本は心の旅路。

恵比寿の有隣堂で本を買うと、ブックカバーの裏にそう書いてあって、「あぁ、本当にそうだなあ。」とよく思ってました。
伊坂幸太郎や重松清、司馬遼太郎やサリンジャーを読んでいたのですが、最近はリーダーシップに関する本とか、仕事の習慣本とかを読む事が多かったです。

そんな昨今、
久しぶりに小説を読みました。

【永い言い訳】-西川美和-

結論から言うと、素晴らしかったです。
愛に溢れている本でした。

内容に触れるとネタバレするので、フワっとした事しか書けませんが、いくつも唸ってしまうレベルの素敵な文章が散りばめられていました。

この本は、語り手が章によって変わっていきます。すると、文調が変わる。全く別の人が書いているのではないかと思われるほどに。
物語の序章は、綺麗で滑らかでスルスルと流れるように読めてしまう文章。言葉自体がとても美しい。
しかし、中盤からは荒っぽさが加わり、憎悪が加わり、愛が溶け出してくる。
子供がいない登場人物の一人が、自分から子守りを申し出て、慣れない中、奮闘する心情は、僕が4歳の璃子を見ていた時の心情に酷似していて、「本当にそうなんだよなぁ。うーむ。本当にそうなんだ。まるで自分自身が経験したみたいに小さな葛藤や逡巡を何故この人は書けるんだろう。」と共感と驚嘆を繰り返していました。

小説は素晴らしいですね。
しばらくまたハマろうと思います。

◆2017年GW@コモローランド

◆WILD BEACH

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